信用金庫に定期預金

信用金庫は、1951年6月に制定された信用金庫法にもとづいた、会員の出資による協同組織の地域金融機関である。営業地域は一定の地域に限定されている。中小企業ならびに個人のための専門金融機関。大企業や営業地域外の企業・個人には融資ができないという制限があるが、これは「地域で集めた資金を地域の中小企業と個人に還元することにより、地域社会の発展に寄与する」という信用金庫の目的のためである。



なお、世界的に見ても、協同組織による地域金融機関は、英国の「クレジット・ユニオン」「ビルディング・ソサエティー」、ドイツの「クレジットゲノッセンシャフト」、米国の「クレジット・ユニオン」「ミューチャル・スリフ」などが有名であり、いずれも中小企業や庶民の生活に密着した経営を展開し、各国の金融の分野で大きな役割を果たし、着実に発展を続けている。こうした協同組織は、歴史的に、産業革命の中で、行き過ぎた個人主義や市場経済による人間疎外が発生し、それを是正するため生まれたものであり、目先の効率を目的とした市場原理ではなく、コミュニティーの形成による相互扶助や福祉・育成・発展という社会的な原理を基本としており、その意味から、コミュニティーバンクとも呼ばれる。

このアーカイブについて

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。